仕事柄パンプスを履きますが、どうしても合いません。どうしたらいいですか?
合わないのは、合わない原因があります。まずは、ご自身の足の状況を正しく知りましょう。
足のサイズ計測は、機械で計測しているところもありますが、「シューフィッター」のいるお店で計測してもらう事をお勧めします。出来れば、歩く際の足の大きさは増減しますので、「フット&ボディバランス(FB)アジャスター」のいるところで計測してもらうのが理想的かと思います。そうすると、歩くための適正な足のサイズが分かりますので、靴合わせの仕方がかなり変わってきます。何故合わないのかもきちんと説明してくれると思います。その上で、ご相談されることをお勧めします。
外反母趾なのですが、どんなパンプスが良いでしょうか?
まず、とても重要なポイントとして、「外反母趾用」というパンプスは買わないでください。
では、どんなパンプスが良いか?ですが、先ずはご自身の足の特徴(太いだけでなく、柔らかいかどうかの判断が必要)をきちんと計測してもらい(理想的には、FBアジャスターに計測してもらう事をお勧めします)、適正な靴サイズと爪先形状を教えてもらい、それに合った「甲部分がおさえられる(紐かベルト、もしくはゴムが着いているもの)パンプス」がベターだと思います。いずれにしても、外反母趾のパンプスに対する考え方が一致している靴屋さん(ご紹介します)で購入されることが重要だと思います。
よくパンプスが脱げてしまいますが、何か良い方法はありますか?
歩く際にパンプスが脱げている人は良く見かけますが、「何故、脱げるのか?」が分かっている人に合わせてもらうのが一番早い解決法だと思います。
パンプスが脱げる理由として、
①根本的にサイズが合っていない
②前に滑っている
③痛みがある
④指が浮いている
⑤足の大きさ(太さや幅)の増減が激しい(柔らかい足)
⑥脱げる歩き方で歩いている
などがあります。このどれになるのか判断してもらい、それに対する解決法で対応してもらう事をお勧めします。パンプスも専門的にシューフィッティングしているFBアジャスターもいますので、そちらにご相談ください。
また、簡単な調整法としてお勧めなのは、シューズバンドをするということです。
パンプスを履くと足が前に滑ってしまいますが、何か良い方法はありますか?
ヒール靴は、踵部分が高くなっていることと甲部分が露出していて抑えが効かないので、それだけでも前に滑ってしまう事は分かると思います。
ヒール靴を横からみて、踵部分が完全に斜めになっているタイプの靴は当然滑ってしまいますので、調整が必要です。また、ヒール靴を履くと、足のアーチが少し高くなるという足の解剖機能的な特徴がありますので、足と靴の間に隙間が出来てしまい滑りやすくなります。
簡単な調整法としてお勧めなのが、シューズバンドをするということです。他には、アーチサポートインソールを装着する事で足と靴の隙間が埋まりますので、前に滑りにくくなります。
いずれにしても専門的にシューフィッティングしているFBアジャスターがいますので、そちらにご相談ください。
とにかく足が痛くなってしまいます!何か良い方法はありますか?
痛みがある場合は、自己判断せず専門家(治療が必要な場合は、専門医療機関へ)に相談することをお勧めします。
特に痛みの期間が長い場合や酷い場合は足自体に問題があって発生しているかもしれませんので、なるべく早めに対応ください。
痛みが靴を履いた時に出現するものでしたら、靴のフィッティングで解決する可能性がありますので、シューフィッティングが出来る方にご相談ください。もちろん、FBアジャスターは対応できますので、ご相談ください。